秋月電子のオーディオパワーアンプ
暫く使っていないガラクタを整理しようとして,以前使っていたMP3プレーヤーを見つけました。
東芝製 GIGABEATの初期型
内部に5GBのHDDが入っています。当時としては画期的な容量でした。代償としてズッシリくる重量があります。
出張の長時間移動の時に利用していました。
内蔵電池の持ちが悪くなったので電池交換しようと考えましたが,電池交換の価格が高いのと軽量・大容量のプレーヤーがそれなりの値段で購入できることからお役ご免になっていました。
電池はもう駄目になっていますがACアダプターを繋げば使えます。再生してみると当時聞いていたものがそくり残っていました。そこで,シャックのBGM用として使ってみることにしました。BGM用なのでスピーカーに繋ぐ必要があります。以前電子部品を調達したときにおまけで購入していた秋月電子のパワーアンプキット(東芝TA7252APオーディオアンプキット(モノラル)5.9W)を使ってみることにしました(興味があって購入したものの作らずに放置している秋月のキットが結構あります・・・)。このキットはステレオ用として2台そろえても\1Kしません。ケースに入れてきれいに仕上げるには\2,3Kにはなりますが,いじり回す楽しみ代と考えると安い?
早速ハンダ付けして使ってみました。なんだか音がスッキリしない感じがします。まあ無調整ですから仕方ありません。ここから楽しみが始まるのですから。音質にこだわる方なら部品の交換なども考えるでしょうが,そんなに耳がよいわけでもないので本体には手を入れず気になる部分だけいじってみます。
とりあえず電源にコンデンサーを追加して信号入力にトランスを追加してみました。どの部品もジャンク箱から取り出したものなのでいい加減です。また使用するスピーカもリサイクルショップのジャンクコーナーで調達したものです。同じものを数本買っておいたものからバランスのよい組み合わせで使ってみます。どちらのスピーカーもR側ですしコーン紙の色が違いますが・・気にしな~い。
バラックでの視聴ではそれなりに聞ける音になりました。入力にバッファアンプを入れればよいのでしょうがトランスでも十分です。トランスを使用したため少し増幅率を下げてもよいようです。これは別のトランスに載せ替えたときにでも調整しようと思います。高価なオーディオアンプと比較するのは酷というものでしょう。ガンガン鳴らすわけでもないのでこれで十分です。せっかく安くできあがったものですから,ケースは\100ショップで入手したアクリルでカバー程度でOKとします。
安物でも一応エージングのつもりで数日間鳴らしっぱなしにしてみました。最初よりは音がこなれてきた感じです。但し,アンプのエージング効果というよりは自分の耳が慣れてしまったことと,暫く使われていなかったスピーカーの動きがよくなったからのような気がしますが・・・。
本体以外の追加部品
電解コンデンサー 470μF x 12個
トランス サンスイ ST-82 x 2個 (ST-81を使いたかったが手持ちなし)
入出力コネクタ類
電源 ACアダプター
ケース 台座は木の板 カバーはアクリル板
スピーカ
画像はバラック状態でエージング中
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