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2016年12月23日 (金)

移動運用時に無線局免許状を持っていた方がよい?

このblogで、何度か移動運用中の警察官による職務質問(職質)をうけたことを書いています。
先日お昼休みにとある河川敷の駐車場でQRV中にパトカーが近寄ってきました。
「またか!」と思ったのですが目の前で旋回して戻っていきました。
検問や職質は相手の仕事ですから遭遇するのは仕方がありません。
その後いかにスムーズに現状復帰するかが問題です。

無線上で話をしていると電波検問や職質にあったときの対策についての話題になったりもします。
局長によっては電波検問や職質の対応として無線局免許状を車に乗せているという方もいらっしゃるようです。
当局は無線局免許状は持ち歩いていません。無線従事者免許証と無線局免許証票を持ち歩いているだけです。

以前、警察官の職質をうけたとき「アマチュア無線の免許がありますか」という質問を受けたので従事者免許証を見せました(これは何度かあります)。その後「無線機を使うのにもう一つ免許がありますよね」という問いかけがありました。初めての質問だったので「アマチュア無線をやっていますか?」と聞いてみましたが「やっていない」という答えでした。まあ、免許があるというのとやっているというのは別ですし、どこからか情報を得ていただけかもしれませんが、少しは知っているようでした。
相手の質問には「今持っているか?」というニュアンスが含まれているという判断をしたので、「免許状は持ち歩いていません」と答えました。
案の定「持って歩くことになっていないのか?」と返ってきました。
こうなるとしめたものです。「電波法関連の規則で免許状は備え付けの方法が決められていますので持ち出せません。免許状がこの場所にに必要というのは何年も前に規則が変わっていますのでご確認ください。」と答えたところ「そうですか・・・どこと交信するんですか?」と話の方向が変わってきました。
ここで「忘れてきました」などと答えてはつっ込まれてしまったかもしれません。
その後2・3言会話をしてお引き取りいただきました。

警察官の職質で摘発できる項目に制限がありますので、「無線ですか?」という言葉で対応してきたとしても無線以外の職質の要素が多く含まれます。
私が経験した職質の大半で一人の警察官と話をしていると、もう一人が車の周囲を何気ない雰囲気で確認していますので無線を口実に声をかけたという思惑が見え見えです。
スムーズにお引き取りいただくには、堂々と自分は正規のアマチュア無線家であることを主張し無線以外に突っ込まれるような対応をしないことでしょう。

さて、相変わらず長~い前振りをしましたが、職質などに備えて免許状を持ち歩いた方がよいのかという話題になったとき私的な見解として次のように話をしています。

電波検問については、総合通信局側では無線局情報を持っているので免許状で確認する必要はない。加えて違法な無線機の使用がないかを直接確認すると思われるので免許状を持ち歩いても無意味。
警察官の職質の場合は、相手を納得させる方法としては有効かもしれない。持ち歩くならコピーにすべき。
ただし、コピーはコピーでしかないため効果は???
従事者免許証を持って無線機に赤いシール(無線局免許証票)を貼っておけば何の問題もない。
仮に相手が免許状云々と行ってきた場合は、ソフトに「勉強してから言ってくれ」と言えばOK(しつこいですがソフトにですよ)。
まあ、こんなことで職質経験多数の当局でも免許状不携帯で問題になったことはありません。


ここでお恥ずかしい話を
無線局免許状の持ち出しについて最近まで勘違いしていました。
移動する局の場合、無線局免許証票を無線機に付けていなくても(備え付けていない)、無線局免許状を所持していれば大丈夫と思っていましたが違いました。

無線局免許状の扱いについては、電波法施行規則で移動する局は常置場所へ備え付けることが規定されています。また移動する局が持ち出す送信機には無線局免許証票(赤いシール)を備え付けることとなっています。
免許状は常置場所に置いておき証票は必ず必要ということです。
どこで勘違いしていたのか?・・・ 勉強不足でした。

ついでに老婆心
変更申請や更新申請後に手元にある古い免許状を持ち歩くという話も聞いたことがありますがこれは×です。また一度免許を失効した古い免許状を持って歩く(記念にとっておく)というのも×です。コピーなら大丈夫でしょうが、本来返却または返納対象の免許状なので手元にないはずのものです。
備え万全のつもりが墓穴を掘っていたということにならないようにしたいものです。
(これで処罰されたという話は聞いたことがありませんが・・・)

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