SVEA123R
移動運用や撮影に出かけた先で熱いものを飲んだりするときに活躍するのがストーブです。ストーブといっても暖をとるものではなくバーナー(コンロ)といった方がとおりがよいかもしれません。
季節によって燃料の種類を変えるために数台を使い分けています。
これから寒くなるシーズンは,ホワイトガソリンを使うものが火力が安定して重宝します。
今まではコールマンを使用していましたが,調子が悪くなったことと部品が入手しにくくなったためどうしようかと思っていました。
そんなおり,縁あってニューフェイスが手元に届きましたので今シーズンから使っていこうと思います。
数ヶ月前に知人からススだらけのSVEA123Rを預かりました。ススを落として部品を交換して暫く使ってみましたが何の問題もなく働いてくれました。知人に返却しようとしましたが,怖くて使いたくないということで永久貸与扱いとなりました。
このSVEA123Rは設計が古いため現代のお手軽なストーブに比べ使うための作法が面倒です。この作法を理解していれば故障も少なく信頼できる道具です。
ネットなどで検索してみると火だるまになることでも有名なものですが,その殆どは間違った使い方によるものです。
プレヒートをしっかりやることと使用中の異常加熱をさせないことさえ守っていれば問題ないはずなのですが・・・。
知人から預かったこのストーブがススだらけだったのは,再点火時にプレヒートを怠ったため液体のまま燃料が吹き出し燃え上がったためでした。
若い頃山の先輩から古いSVEA123を譲られて使っていたことがあります。譲られるときに使い方をしっかり教えられました。もちろんやってはいけないことも含めてです。その先輩から教えられたことは,どんな燃料を使うストーブも燃料の特性と火器の構造を理解して使いなさいということでした。
最近はネットでいろいろな火器が簡単に入手しやすくなりました。使い方もネット上で調べれば簡単に理解できます。しかし,中にはやってはいけないことを平然と書いているものもありますので鵜呑みにはできません。
なんでも簡単に手に入る時代ですが,使う方の技量まではネットでは売っていません。
画像はプレヒート中のSVEA123R
« 40mちょこっと運用 | トップページ | 懐古 »
« 40mちょこっと運用 | トップページ | 懐古 »
コメント