交信証明のタイムスタンプ
QSLカードの交信時刻欄,多くの方が交信開始時刻を記入しているのではないでしょうか。当局も交信開始時刻で発行しています。付け加えれば交信開始時刻をログに記録しておきそのデータでQSLカードを発行しています。
多くの局と交信しているとQSLカードは○○時○○分でお願いしますと依頼される場合があります。相手局は時間が合わないと気が済まないようです。自分のログと届いたQSLカードの時間が合わないと気持ちが悪いのかもしれません。
交信開始時刻は各局の判断で微妙に異なることは考えられます。当局の場合は相手局のコールサインを確実にコピーできた段階になることが多いです。他局の例ではコールサインとRSTレポート交換が済んだ段階(交信成立)を記録するという方もおります。また,使用している時計の精度によってもお互いに差違が生じることも考えられます。
これらのことからお互いに交信時刻を合わせる必要は無いと当局は考えています。また,私が知っているアワードやコンテストにおいて相手局と自局のタイムスタンプが異なるから無効というルール(完全に異なる場合はダメですが)はみたことがありません。
さて,先に書いたタイムスタンプの依頼がある場合の対応ですが,伝えられたものが当局のログと合っている場合は問題ないのですが数分ズレていると困ります。この場合は,丁重かつ冷淡にお断るようにしています。
QSLカードを発行するために交信ログから時間を拾いますが,交信ログは当局のものです。記録内容は相手局や第三者の依頼で記入,変更されるものではないと考えます。備考欄に書いておけばよいとも思いますが,発行時に確実に記入する保証はありませんし,記録された更新開始時間前では発行できません。頭が固いといわれればそれまでですが・・・。
先の時間合致の依頼については,「こちらでは○○時○○分で記録していますので必要であればそちらで修正をお願いします」と伝えるようにしています。
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