衝動買い 65mmF8レンズ

このところ無線よりも写真に気持ちが向いています。
ハイバンドのコンディションがもう少し良ければDXで遊べるのですが，当局の小さな設備ではどうにもなりません。
最近は車から移動用の無線機を降ろしてカメラを積み込むことが多くなりました。

ちょっと前，中古カメラ屋さんをのぞいたら65mmレンズがとんでも無い安値でころがされていました。35mmカメラなら標準よりチョット長いくらいの焦点距離なのですが見つけたレンズは４ｘ５カメラ用のレンズです。35mm換算で18mmくらいになります。このサイズのカメラでは90mmまでしか使ったことがないので未知の焦点距離です。価格の秘密はシャッター粘りとの表示があります。確認してみるとスロー側が結構伸びています。スローシャッターを多用する４ｘ５では致命的な粘りです。シャッター以外はとても程度の良いものです。僅かな時間考えましたが財布の口が開いてしまいました。
一応修理ベースということで購入です。
時間があるときに分解してスローガバナを洗浄してからオイルをさしてみました。動きは良好です。使用に問題ないレベルまで復活したようです。これは良い買い物でした。

使える様になるとどうしても使いたくなります。とりあえず確認のためさもない写真を撮ってみました。
今回は画角の確認のみということでフィルムの代わりに印画紙に撮影してみました。無意味に撮影するにはフィルムは高価すぎますから・・・。

現像した写真を見るとやはり難しいレンズだと感じました。35mmカメラに比べて横幅が無い分空がおもいきり入ります。目の前の流木はレンズ前１ｍもなのですがこの距離です。おまけにいい加減にアオリを使ったので上側がケラレてます。曇りの光線が弱い時の撮影ではありますが思ったように使いこなせなかったという結果です。
実践投入前に印画紙フィルムの消費量が増えそうです。